問いを見つけ、未来を創る。Well-being Innovator育成プロジェクトがスタート
news2026年06月25日
鹿児島工業高等専門学校では、令和8年度より実践的教育プログラム 「Well-being Innovator育成プロジェクト」 を開始しました。現在は、新たに導入した「Well-being Innovator特別選抜」の入学者を中心としてプロジェクトを進めています。
本プロジェクトでは、学生が現役エンジニアと協働しながら、企業や地域社会が抱える課題に挑戦します。正解のない課題に向き合い、自ら問いを見つけ、調査・対話を重ねながら解決策を提案する実践的なプロジェクト型学習(PBL)です。
初年度は、KTCテクノクラブの全面的なご協力のもと実施されます。
現在、株式会社九州タブチ、株式会社トヨタ車体研究所、株式会社ユピテルの3社にご参画いただき、プロジェクトテーマの提供に加え、現役エンジニアの方々にメンターとして学生を支援していただきます。
また、本プロジェクトではコーディネーターを配置しています。コーディネーターは、企業・学生・教員の橋渡し役として、企業の持つ課題や専門的な知見を学生が取り組みやすい形に整理し、円滑な産学連携を支援します。
6月15日に開催したキックオフミーティングでは、学生を中心に、企業関係者、コーディネーター、教員が一堂に会し、Well-beingの考え方やプロジェクトの目的を共有しました。
企業の皆様からは実社会の視点に基づく講話やメッセージをいただき、学生たちにとって大きな刺激となりました。参加した学生たちは、入学からまだ2か月あまりにもかかわらず、企業の方々との対話を通じて、自ら問いを見つけることの難しさと面白さに触れていました。
ミーティング終了後には、放課後も残って議論を続ける学生の姿が見られ、「次に何を調べればよいか」「どのような課題が潜んでいるのか」といった話し合いが自然に始まるなど、本プロジェクトへの高い意欲が感じられました。
今後は、企業メンターとの定期的な打合せに加え、工場見学や講義などを通じて理解を深めながら、
- 問いを見つける
- 課題を整理する
- 仮説を立てる
- アイデアを提案する
というプロセスに取り組みます。
鹿児島高専では、本プロジェクトを通じて、技術力だけでなく、多様な人々と協働しながら社会に新たな価値を生み出せる Well-being Innovator の育成を目指しています。
また、本プロジェクトで得られた成果やノウハウを本校の教育活動や地域企業との連携に活用し、地域とともに未来を担う人材育成の取組をさらに発展させていく予定です。
「問いを見つけ、未来を創る」。
学生たちの挑戦は、これから本格的に始まります。
本プロジェクトの実施にあたり、ご協力いただいているKTCテクノクラブおよび参画企業の皆様に心より感謝申し上げます。

キックオフミーティングの様子(全体説明)

グループワークの様子(株式会社九州タブチ グループ)

グループワークの様子(株式会社ユピテル グループ)

グループワークの様子(株式会社トヨタ車体研究所 グループ)
