令和５年３月１０日（金）、「令和４年度　第３回鹿児島高専テクノクラブ技術研修会」をホテル京セラにて集合形式とオンライン形式のハイブリッド形式で開催し、KTC会員企業３８社をはじめ本校教職員等７５名の参加がありました。

　はじめに、KTC鶴ヶ野会長及び氷室校長からの挨拶の後、特別講演として、霧島市長　中重　真一　氏を講師に迎えご講演いただきました。講演では「県央中核都市「霧島市」のさらなる発展に向けて」と題し、霧島市のこれまでの取り組みや、令和５年度の主要事業、人口を増やすための対策等についてご説明いただきました。

　引き続き「KTC 会員企業と鹿児島高専教員との共同研究紹介」として、機械工学科　徳永　仁夫　教授、白石　貴行　准教授による共同研究紹介がありました。

　次に、「KTC 会員企業の高専生採用への取り組み」として、株式会社ユピテル様、コーアツ工業株式会社様より取り組み紹介を行っていただきました。

　その後、「KTC ロゴマークの作成について」として、半年間に渡るKTCロゴマーク作成の活動について説明があり、KTCロゴマークが発表されました。有志の学生で活動を行ってきましたが、代表してKTCロゴマークの原案を考案した情報工学科１年　小牧　優介さんに表彰状の贈呈が行われました。

　最後の講演として、「鹿児島高専の未来シナリオ」と題し、氷室　昭三　校長より、魅力ある鹿児島高専にするために現在行っていることや今後の取り組みついて講演がありました。また、氷室校長が３月末に退任するため、KTCより感謝状の贈呈が行われました。

　おしまいに、新規入会企業・団体である(株)日本ピーエス、オングリットホールディングス(株)、姶良市、 鹿児島県姶良・伊佐地域振興局の４団体の会員様からご挨拶いただきました。

　参加者からは「特別講演はエネルギーのある行政の取り組みが理解でき大変良かった。」「産学官連携をより強く感じることができた。共同研究や人材採用についてなど内容盛りだくさんで大変充実した研修会だった。」等の意見が寄せられ、大変有意義な技術研修会となりました。