鹿児島高専国際交流センターでは、令和3年9月1日（水）に高専の国際協力と海外展開事業，すなわちKOSENの国際化に関するFDフォーラム（オンライン）を企画・開催しました。

　開催目的は、高専機構国際戦略推進本部・国際企画課が支援重点校の1つに定めるベトナム版KOSENについて先行事例を学び、鹿児島高専の国際化と体制整備を進めることです。

 

　今回のFDフォーラムでは、講師として宇部高専の中野陽一教授（海外事業推進室長）をお招きしました。宇部高専はベトナム版KOSENプログラム設計の支援幹事校です。

　宇部高専が幹事校として取り組まれたベトナム版KOSENプログラム構築の過程やプログラム概要、カリキュラム設計指針、産官学の連携体制構築などについて講演がありました。その後、高専ならではの海外展開・国際協力の困難さやKOSENが育成すべき人材像などについて質疑応答が行われました。

 

　鹿児島高専は高専60周年（令和４年）に向けて、世界で活躍する技術者育成ならびにKOSENの国際化を推進します。

 

　本校の氷室昭三校長による開会挨拶の様子。

 

　FDフォーラムにおける講師（宇部高専）の中野陽一教授（右）と、
　進行を務める本校国際交流センター長の德永仁夫教授（左）

 

　中野陽一教授による講演の様子。80名の本校教職員が聴講しました。

 

　質疑応答の様子。本校教員から次々と質問があがり、同フォーラムは盛会裏に終了しました。