鹿児島工業高等専門学校 National Institute of Technology

スウェーデン短期留学体験記~その2~

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2024年09月30日

 

 先日無事に1ヶ月の留学を終え、スウェーデンより帰国した3年都市環境デザイン工学科の吉元愛稀さんより

 留学体験記~第2弾~をご提供いただきましたので、こちらへ掲載いたします。

 本日は滞在3週間目のお話になります。

 

 

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週末

 96日から8日の日程でフィンランドの首都ヘルシンキに週末を使って旅行しました。スウェーデン・ストックホルムから、フィンランド・ヘルシンキは飛行機で1時間ぐらいのため、気軽に旅行することができます。またEU内での移動はパスポートも必要なく、とても便利に快適に感じました。マリメッコなど有名な北欧ブランドも多く、訪れることをとても楽しみにしていました。

 私自身が都市環境デザイン工学科なのでたくさんフィンランドデザインの建築物を見ようと朝早くから歩き回りました。ヘルシンキ大聖堂に、ウズベキスタン大聖堂、ヘルシンキ図書館、新旧様々な北欧デザインに触れることができました。スウェーデン、フィンランドに共通していたと思うのは、自然に関するデザインが数多くあるということです。花や木、石など柄や建物に多く活用されています。都会の中でも多くの自然を感じることができるのはいいなと思いました。

 

学校生活 〜3週間目〜

 やっと学校にも慣れ、電車も1人で間違えずに乗れるようになってきたように思えます。日本語の授業にも参加させていただき、日本から遠く離れているこの地での日本語を学んでくれている学生がいると思うと嬉しさでいっぱいになりました。日本語の授業を専攻していない学生も「おはよう」「こんにちは」の挨拶を覚えてくれて、毎日挨拶してくれるようになりました。全然日本語わからないのに日本語で話しかけてくれる姿を見ると、とても嬉しくこちらも笑顔になります。英語以外の授業はほぼスウェーデン語で行われますが、先生が空いている時間に英語で翻訳してくださったり、クラスメイトがわざわざ日本語に直してくれたり、周りからの助けを日々実感しています。

いい意味で常識を打ち破る日々を過ごしているように思います。

前回の報告で私がスウェーデンの学校で驚いた点として、国際的であることと、社会問題などに興味関心がある若者が日本に比べて多いと書きました。クラスメイトの出身を聞いたところウクライナやアフガニスタンなどからきたという生徒がいました。今まで自分の身近に紛争や戦争を経験した子が日本にはいませんでした。これから、関心を持ってニュースを見て、問題を考えようと思えるきっかけになりました。

 

スウェーデンの留学生活はInstagram  mare_tobitate で発信しています。

ぜひご覧ください。

 

3年都市環境デザイン工学科 吉元愛稀