専攻科2年生がインパクトファクター付き国際学術誌に論文採択されました!
student-successes2025年06月12日
このたび、機械・電子システム工学専攻2年生の吉川 音々さんが執筆した研究論文が、
世界的に権威のあるインパクトファクター付き国際学術誌に採択されました(詳細は下記参照)。
インパクトファクターは,学術雑誌がどれだけ多くの研究者に引用されているかを
示す国際的な指標であり、掲載されることはその研究成果が世界的に高く評価された証です。
今回の採択は、吉川さんの日々の努力と独創的な発想、
そして指導教員及び工業技術センターのサポートによって成し遂げられたものであり、
本校の研究活動の質の高さを示す快挙です。
本研究は、フレキシブルかつ透明な導電膜の新たな活用法を提案し、
従来技術を超える性能向上を実現しました。
本成果は、次世代電子デバイスやウェアラブル技術の発展に寄与し、
産業界や学術界での応用範囲拡大が期待されます。
吉川さんは「このような形で自分の研究が国際的に認められ、大変光栄です。
今後もさらに研究に励み、社会に貢献できる成果を目指します」とコメントしています。
本校では、今後も学生の国際的な研究活動を積極的に支援し、
世界に羽ばたく人材の育成に取り組んでまいります。
【論文情報】
- 論文タイトル:Resistivity improvement of flexible transparent conductive films with
Cu inserted intermediate layer
- 著者:吉川 音々(専攻科2年)、吉村 幸雄(鹿児島県工業技術センター)、
新田 敦司(電子制御工学科)
- 掲載誌:「Journal of Vacuum Science & Technology B」(Impact Factor:1.5)
- 掲載日:2025年6月4日