鹿児島工業高等専門学校 National Institute of Technology

【本科3年生対象】令和6年度4年次進級者日本学生支援機構給付奨学金予約採用説明資料について

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2023年06月15日

令和6年度4年次進級者対象

日本学生支援機構給付奨学金予約採用説明資料

 

高等教育の修学支援新制度とは

  • 制度の目的 

意欲と能力のある学生が、経済的な理由により進学、修学の継続を断念しないよう支援をするものです。高専では4年生以上から支援を受けることができます。

  • 支援内容について

授業料・入学料の減免 + 日本学生支援機構給付奨学金の支給

 高等教育の修学支援新制度とは、授業料・入学料の減免と、日本学生支援機構給付型奨学金の支給、2つの支援制度から成り立つ制度です。

 支援の内容については下の表のとおりです。

支援区分

授業料の減免

日本学生支援機構給付奨学金の支給(月額)

自宅通学

自宅外通学

第Ⅰ区分

全額免除

17,500円

34,200円

第Ⅱ区分

/3免除

11,700円

22,800円

第Ⅲ区分

/3免除

5,900円

11,400円

※入学料の減免については、3年生から4年生への進級は対象ではありません。大学編入や、専攻科へ進学するときには、入学料減免を申請することができます。

※支援区分については、裏面家計基準の収入基準をもとに決定されます。

 

  • 高等学校等就学支援金との違いについて

高等学校就学支援金は、本科1年生から3年生を対象とした支援制度です。

就学支援金所得要件

 保護者等の課税標準額(課税所得額)×6%―市町村民税の調整控除額

 →304,200円未満で支給 (月額 9,900円)

15万4,500円未満で授業料月額満額支給 (月額 19,550円)

  決定した就学支援金は、授業料に充てられます。

 4年生進級後は就学支援金による授業料減免の支援は受けられません。授業料減免を希望する場合は、高等教育の修学支援新制度に申し込みを行ってください。

 

参考

 

修学支援新制度

高等学校就学支援金

対象

本科4,5年生、専攻科生

本科1~3年生

支援内容

入学料・授業料減免+給付奨学金支給

授業料に充てる就学支援金の支給

採用基準

家計基準+学力基準ともに満たすこと
基準は以下参照

上記要件のとおり

手続き対象

申請希望者のみ

対象者全員(就学支援金の支援を希望しない場合も手続き必須)

 

  • 日本学生支援機構給付奨学金制度の選考基準

 学力基準、家計基準両方とも基準を満たした学生が支援を受けることができます。

 

(1)学力基準(ABのどちらかを満たすこと)

   A,平均成績が在学する学科において上位1/2の範囲に属すること。

    本校では、直近の定期試験(令和4年度学年末試験)の席次にて判定しております。

   B,習得した単位数が必要単位数以上であり、かつ、将来、社会で自立し活躍する意欲を有していることが学修計画書で確認できること。

  ※申請を希望する学生は、全員学修計画書の提出が必要です。

 (2)家計基準(ABどちらも満たすこと。)

   A,収入基準…今回の予約採用では令和4年度課税情報を基に審査されます。

支援区分

収入基準

第Ⅰ区分

あなたと生計維持者の市町村民税所得割が非課税であること

第Ⅱ区分

あなたと生計維持者の支給額算定基準額の合計が100円以上25,600円未満であること

第Ⅲ区分

あなたと生計維持者の支給額算定基準額の合計が25,600以上51,300円未満であること

※支給額算定基準額=課税標準額×6%―(調整控除額+調整額)

※ふるさと納税、住宅ローン控除等の税額控除等の適用を受けている場合は、各区分に該当しない場合があります。

   B,資産基準

    本人と生計維持者が2人の場合は2,000万円未満(生計維持者が1人の場合は1,250万円未満)であること。

 

    家庭の世帯構成によって収入・資産基準額が変わります。ご自身の家庭が家計基準の対象であるかどうかは、日本学生支援機構進学資金シミュレーターにて確認することができます。

  • 申請方法について

令和6年度日本学生支援機構給付奨学金 予約採用申請者向け説明会

 令和5年6月28日(水)実施 

申請希望者は全員参加してください。説明会時に以下の資料を配布します。

・給付奨学金案内     ・給付奨学金確認書

・マイナンバー提出書類  ・学修計画書

当日参加が難しい場合は、7月4日(火)までに学生係に申し出てください。

申請の手続きについて【全員】

  • 『給付奨学金案内P11P18』、『給付奨学金確認書』、『学修計画書』を記載の上、学生係に7月14日(金)までにすべて提出してください。
  • 『給付奨学金案内』は、学生係で記載内容を確認し、内容に不備等が無ければ、『スカラネット』と呼ばれる申込サイトへのログインIDとパスワードを交付し、給付奨学金案内を返却します。
  • 『スカラネット』にアクセスを行い、交付されたログインIDとパスワードを入力し、返却された給付奨学金案内に記載してある内容の入力を7月24日(月)までに行ってください。
  • スカラネット入力が終わったら、原則1週間以内に、『マイナンバー提出書類』に必要事項を記載の上、日本学生支援機構に直接郵送してください。(最終期限7月31日

※同封しております封筒を使用し、直接郵便局で手続きを行い郵送してください。ポストへの投函では送付できません。

 

 申請の手続きについて【対象者のみ】 提出期限7月24日(月)まで

  該当する場合は、以下の書類の提出をお願いします。

  ・「2023年度課税証明書」

申請者である学生本人が課税されている場合

  ・「在留資格及び在留期間が証明されている証明書」

    申請者本人が外国籍の場合

  ・「施設等在籍証明書」(施設長発行)

  ・「児童(里親)委託証明書」

・「措置解除決定通知書」(児童相談所発行)

 18歳となるまでに、児童養護施設等に入所していた、または里親による養育を受

けていたことがわかる日記が記載された証明書類

 

  • 給付奨学金採用に係るQA

Q1.給付奨学金を申し込むうえで、日本学生支援機構第一種奨学金(無利子奨学金)を現在貸与中、または、進級後に申請を希望することは可能ですか。

A1.給付奨学生として採用となった場合でも、引き続き第一種奨学金の貸与は可能です。ただし、第一種奨学金の貸与月額は、支援区分・通学形態に応じて調整がかかるため、もともと希望している金額が振り込まれません(併給調整)。併給調整後の貸与月額については、以下のとおりとなります。

 

Q2.自宅外通学についての要件を教えてください。

A2.ここでの自宅外通学とは、寮生・一人暮らしを行っているだけでは認められません。自宅外通学は、以下のア~エの要件のうち一つ、または、オに該当する場合に認められます。採用後に、在寮証明書、賃貸契約書の写し等の提出、書類の手続きを行うよう依頼します。

自宅外通学要件

ア、実家(生計維持者の住所)から高専までの距離が片道60km以上(目安)

イ、実家から高専までの通学時間が120分以上

ウ、実家から高専までの通学費が1万円以上

エ、実家から高専までの距離が、片道90分以上であって、通学時間帯に利用できる交通機関の運行本数が1時間あたり1本以下

オ、その他やむを得ない事情により、学業との関連で、実家からの通学が困難である場合

 

 今回の予約採用についての説明資料を、ホームページ上にも掲載しております。奨学金について、ご不明な点等ありましたら、学生課学生係(TEL: 0995-42-9015までお問い合わせください。