「わくわくどきどき科学教室in長島」に模型実験ブースを出展しました。
news2025年07月28日
7月26日(土)、鹿児島県長島町で開催された「わくわくどきどき科学教室in長島」(主催:長島町教育委員会学校教育課)に模型実験ブースを出展しました。本校は2017年に長島町および長岡技術科学大学と包括的連携協定を提携しており、毎年この科学教室に出展し、長島町の子供達に科学を楽しく学べる機会を提供しています。
今回は、都市環境デザイン工学科の安井賢太郎准教授、池田匠児助教、専攻科1年生10名(建設工学専攻3名、機械・電子システム工学専攻3名、電気情報システム工学専攻4名)が参加しました。参加した専攻科生たちは、4月からPBL(課題解決型学習)授業を通じてSTEAM教育ツールを開発しており、その成果を披露する場ともなりました。
模型実験ブースの内容:
・「長周期地振動について学ぼう」
高層ビルと低層住宅の模型を振動台に載せ、短周期(早く短い)と長周期(ゆっくり長い)の揺れを再現して建物の揺れの違いを体験できる内容で、共振の原理についても学べる構成となっています。
・「トンネルを掘ってみよう」
NATM(ナトム)工法と呼ばれる掘削と地山の補強を繰り返して安全に堀り進めるトンネル工法を体験できる内容で、トンネルの役割や安全性についても学べる構成となっています。
さらに、昨年度の出展で好評を得た「消波ブロックの役割を知ろう」の模型を改良して展示しました。
本科学教室全体の参加者は265名にのぼり、多くの方々に科学の楽しさや、暮らしを支える技術について体感していただく機会となりました。
「地震について学ぼう」の体験の様子
「トンネルを掘ってみよう」の体験の様子
「消波ブロックの効果を知ろう」の体験の様子