都市環境デザイン工学科の教員・学生が、マレーシアでのシンポジウムに参加
news2024年09月25日
都市環境デザイン工学科の教員・学生が、マレーシアでのシンポジウムに参加
本校はマレーシア工科大学と2016年にMoU(包括的交流協定)を結び,2021年にこの協定を更新しています。 その間,新型コロナの蔓延で3年ほど相互の訪問が制限されましたが,オンラインで連絡を取り合うなど、 地道な交流を続けてきました。その成果の一つとして,地盤工学分野での活動をご紹介します。
GEOCHITRAはマレーシア工科大学地盤工学研究グループが2年に1度主催するシンポジウムです。今年は9月4、
5日にクアラルンプールで開催され,マレーシア国内外から50件の発表がありました。本校から参加した都市
環境デザイン工学科5年の原 明子 さんと卒業研究の指導教員 堤 隆 教授を出迎えてくれたのは、共同研究先の
Rini Asnida Abdullah准教授です。
(左からRini Asnida Abdullah准教授、都市環境デザイン工学科5年 原明子さん、堤隆 教授)
GEOCHITRAの関連動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=mGcew5EgTNI&t=2s
発表の内容は,我が国の伝統的な工法である三和土(たたき)に界面活性剤を使って強度を増加させようという試み。
卒業研究で昨年から取り組んでいる課題を発表しました。
(発表中の原 明子さん)
閉会式後の一コマ。緊張から解放され,運営を補助してくれたマレーシア工科大学の学生の皆さんと一緒に。
(マレーシア工科大学の学生と記念撮影)
さて,こちらは会場に出展されたマレーシア工科大学の展示ブース。画像左下に「TATAKI」の文字が見えますが,
マレーシアの土壌にも三和土が適用可能かについて今年から本校との共同研究が開始されました。
(展示ブースの様子)
来賓のマレーシア公共事業省 (Ministry of Works) Ahmad Maslan副大臣もブースを訪れ,本校での研究成果を
手にされ本校教員の説明に耳を傾けておられました。
(左:堤隆 教授 右:Ahmad Maslan副大臣)