鹿児島工業高等専門学校 National Institute of Technology

令和5年度第9回ニューライフカレッジ霧島 隼人学を開催しました

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2024年01月19日

 令和6年1月13日(土)国分総合福祉センターにおいて、令和5年度第9回ニューライフカレッジ霧島 隼人学を開催しました。 (霧島市教育委員会、志學館大学及び本校主催)

 今年度は、「となりのあの人に学ぶ 持続可能な地域づくり」をテーマとして、令和3~4年度に学んできたSDGs(持続可能な開発目標)の発展として、地域に根ざしたSDGsの具体的な取り組みについて実践的に学んでおり、今回は「持続可能な地域づくりとジオパーク」と題し、霧島ジオパーク推進連絡協議会 事務局 石川 徹氏による講演が行われました。

 講演では、ジオパークの意義や歴史・地形・自然について説明がありました。鹿児島では、活火山の噴火により火山灰が積もり、農業には向いていない地形であるが、サツマイモやお茶栽培は可能であったため、お茶やサツマイモが作られ、サツマイモから焼酎が製造されるようになった話もあり、できるだけ長い時間スケールで物事を考えることが大切であるといった話がありました。 

 受講者からは、「火山は災害をイメージすると負のイメージが強かったのですが、長い歴史でみていくとプラスのイメージになり、豊かな産業にもつながることがわかりました。」「長い時間のスケールで物事を考えること、成熟を目指すということを世界と霧島市の事例を通して学ぶことができました。」等の意見が寄せられました。

石川氏による講演

講座の様子