「第32回九州沖縄地区⾼専フォーラム ―地域の Well-being を⽬指して―」を開催しました
news2023年12月19日
令和5年12月2日(土)、本校にて「第32回九州沖縄地区⾼専フォーラム―地域の Well-being を⽬指して―」を対面及びオンライン参加のハイブリッド方式にて開催し、オンライン66名、会場15名の合計81名の参加がありました。
九州沖縄地区高専フォーラムは、平成3年(1991)年に第1回を開催して以降今日まで、高専教育が抱える様々な問題について議論を重ねてきました。本フォーラムは、高専教育に携わっている皆様に高専教育について理解を深めていただく場を提供すると同時に、九州沖縄地区高専の教職員や学生に日頃の研究成果を発表する場にもなっています。
フォーラムの第一部では、九州沖縄地区の各高専の教員及び学生による教育研究発表として学生10名・教員5名による発表が行われ、第二部では、社会のwell-beingに関する取り組みについて、3組の講師による特別講演が行われました。
発表及び講演終了後には参加者から多くの質問・意見交換があり、大変意義のあるフォーラムとなりました。
○九州沖縄地区⾼専フォーラム 概要
開催日時:令和5年12月2日(土) 13:00~17:05
開催方法:対面及びオンライン参加のハイブリッド方式
主 催:九州沖縄地区高専フォーラム協議会
独立行政法人国立高等専門学校機構鹿児島工業高等専門学校
後 援:日本化学会九州支部化学教育協議会
鹿児島高専テクノクラブ(KTC)
講演第一部:九州沖縄地区高専フォーラム教育研究発表会
(九州沖縄地区高専教員または学生の教育研究発表)
講演第二部:社会のwell-beingに関する取り組み
1.特別講演 鹿児島高専 逆瀬川 栄一准教授
演題:「Well-beingを志向する鹿児島高専の技術者教育」
内容:教えられる教育から自ら学ぶ教育への転換を目指す「Positive
Education」への取り組み等についての講演
2.特別講演 鹿児島高専テクノクラブ 会長 鶴ヶ野 未央氏
(株式会社九州タブチ代表取締役社長)
演題:「Well-beingな組織を目指して」
内容:わが子が働きたい・働かせたいと思える魅力的な会社にするため
の様々な取り組みについての講演
3.特別講演 日本電気株式会社 平本 憲由氏、 鈴木 浩司氏、永田 裕菜氏
演題:「社会貢献を目指すWell-beingにつながる取組みのご紹介」
内容:話題の生成AIも含めたデジタルツールと、我々との共存に際
してそれらが幸福度にどのように寄与するのか・Well-being
には何が重要なのかについての講演