鹿児島工業高等専門学校 National Institute of Technology

2022年度パワーアカデミー作文論文コンテストに電気電子工学科3年生及び4年生の10名が受賞

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2023年03月03日

「パワーアカデミー作文論文コンテスト」は、九州パワーアカデミーが主催しています。九州パワーアカデミーは、九州域内の大学・高等専門学校及び企業のネットワークを形成し、九州域内ひいてはアジアの電気工学科を支える技術者・研究者の育成や技術・研究開発を促進し、産学の発展に貢献することを目的に設立された組織です。

この作文論文コンテストは、九州パワーアカデミーの趣旨にのっとり、学生が電気電子技術やエネルギー技術を身近なものと感じ、我が国の基盤を支える重要な技術であることや未来を拓く有望な技術であることを理解し、電気電子工学を学ぶ契機となることを期待され行われるものです。

このコンテストへの応募を本校電気電子工学科4年生及び3年生が応募し、下記のとおり最優秀賞1名、優秀賞1名、佳作8名の合計10名が受賞しました。本校の各賞受賞は、2年連続の受賞となりました。

最優秀賞を受賞した渕脇琉星君は、「SDGsとエネルギー」という題目で、これまで開発されてきたエネルギーの供給割合を振り返り、それらのデメリットがエネルギーネットワークの構築によりどう解消されるかを考えました。

SDGsを達成するにあたってはクリーンエネルギーによる発電所の増加、エネルギーネットワーク構築及び効率的な運用が必要不可欠となります。渕脇君のアイデアは、すべてのエネルギーの需要状況を、通信ネットワークで監視及び制御し、高効率かつ高信頼なエネルギー供給を行うことです。ただし、クリーンエネルギーへの急な完全移行ではなく、クリーンエネルギーのデメリットを他のエネルギーで補いつつ少しずつクリーンエネルギーに変えていく必要があるのではないかとの意見が述べられています。

2月24日(金)に氷室校長と受賞者9名の懇談会が実施され、受賞者からひとりずつ作文論文の概要説明があり、その後に氷室校長からお祝いのことばがありました。これから益々の活躍が期待されます。

 

           記

 

最優秀賞 電気電子工学科3年 渕 脇 琉 星 君

優 秀 賞      〃     中 尾 友 亮 君

佳  作     〃     大倉野    翔  君

〃       〃       酒 井 大 空 君

               〃     高 橋 鞠 百 さん

〃       〃      田 中 結 太 君

〃       〃      友井川 初 輝 君

〃       〃     渕 上 翔 久 君

〃       〃      南  尚 孝 君

 〃   電気電子工学科4年 小八ヶ代 惣太 君 

 

後列左から 友井川君、大倉野君、高橋さん、南君、田中君、渕上君、酒井君

前列左から 屋地先生、渕脇君、氷室校長、中尾君、佐藤先生