6月8日、15日、22日、29日の計4回、電子制御工学科３年生は、米国本土の教員による「ライブ・リモートプログラミング授業」を受講しました。

　本授業は、グローバルエンジニアの育成事業の一環として、専門基礎科目を英語で受講することによって、ICTスキルとプログラミングの基礎力、そして英語によるコミュニケーション力の育成を図ることを目的として実施されました。

　実際の授業では、まずアリゾナ州立大学大学院のBrian Nelson教授と元長岡高専教員の若尾彰子先生によるビジュアルプログラミング言語Scratchでのゲーム(car racing game)作り方講義を受講しました。次にクラスを一班が5、6人で構成されるように分け、班長を中心にグループ内で互いに協力しながらゲームの完成を目指しました。また、途中講義の内容やプログラミングの質問を通して、外国人教員との英語によるコミュニケーションも体験。最終日には、個人で作成したゲームを班ごとに一つにまとめ、互いにデモンストレーションして4日間の取り組みを終了しました。

　今回は、専門基礎科目を英語で受講する初めての試みであり、受講学生の真摯な取り組みにより多くの成果は得られました。学生は今回の経験を活かし、今後の専門科目や英語の学習に励んでもらいたいと思います。