鹿児島工業高等専門学校 National Institute of Technology

令和4年度第1回ニューライフカレッジ霧島 隼人学を開催しました

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2022年06月06日

 令和4年5月14日(土)国分総合福祉センターにおいて、令和4年度第1回ニューライフカレッジ霧島 隼人学を開催しました。

 ニューライフカレッジ霧島は、本校、志學館大学及び霧島市教育委員会が開催する生涯学習講座で、平成12年度から実施しております。毎年テーマを設定し、私たちの地域を南九州という広い視野と多角的な視点から発掘しつつ学び、地域でより豊かに生き発展させるために生かし、未来に繋いでいこうとする地域学となります。

 令和4年度は、「地域から私と世界を変える17章(後編)」をテーマとして、昨年に引き続き地域の未来づくりが世界をよりよいものに変えることにも繋がっていることをSDGs(持続可能な開発目標)の17ある目標を手がかりに学んでいきます。

 今回は「じぶんごととして考える SDGs~持続可能な社会を目指して~」と題し、独立行政法人国際協力機構(JICA)九州センター市民参加協力課 調査役 山崎 正則 氏による講演・ワークショップが行われました。講演では、SDGsについて考えてもらうきっかけになるように受講者でグループを作って、ワークショップを行いました。ワークショップでは、「SDGsと聞いてワクワクすること・もやもやすることについて考える。」「あなたがもし霧島市長だったとして、SDGsとの関連性を踏まえて身の回りの問題点を一つ挙げる。」「霧島市の良い点・問題点を一つ挙げて、SDGsの何に関係があるか。」「中学生にSDGsを一言で伝える場合、どういった説明をするか。」等の内容で意見交換を行いました。山崎氏からは、SDGsはそれぞれが考えたことが答えになり、SDGsをきっかけに企業や個人の行動や可能性を広げることができるといった話がありました。

 受講者からは、「ワークショップをすることで仲間づくりができ、SDGsにもより関心が持てるようになった。」「まずはSDGsに興味を持つことが出来た。日常の諸々、自分でできる行動を意識して行っていこうと思う。」等の意見が寄せられました。

講演の様子

山崎氏による講演