新型コロナウィルスが世界を席巻する中,本校も交流協定を結ぶ海外の教育機関との相互訪問を当面見合わせざるを得なくなりました。

 そのような中,マレーシア工科大学と本校との研究成果が日本の学会誌と海外の学術誌で発表されました。

 

【学会誌】日本材料学会:材料 69(3) pp. 243-249

堤 隆,Rini Asnida Abdullah: 平面加圧板上に発生するせん断力を考慮した圧裂試験の境界条件

 

【学術誌】Measurement 159 (Elsevier) on line

R. Abdullah, T. Tsutsumi, et al.: Evolution on deformation behaviour of Brazulian test under different contact area using particle image velocimetry and finite element modelling 

 

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 マレーシア工科大学はマレーシア国内に5つしかない研究大学の一つであり,それゆえ多くの試験機を有しています。

 これらの試験機と本校教員が専門とする数値解析によって成果を得ることができました。

 

写真2

 

 

 

 

 

 

 

 

 お茶碗などの陶磁器やコンクリートなどは力を加えてもほとんど変形することなく突然破壊します。

 岩石も同じ特徴を有しており,強さを求める方法のひとつに,写真にみられるような円板の上下から力を加えることによって横に広がる性質を利用したものがあります。

 この方法の精度を向上させることが一連の研究の目的です。

 

写真3

 

 

 

 

 

 

 

過去には,本校の学生が短期インターンシップでマレーシア工科大学にお世話になったり,

 

写真4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マレーシア工科大学の学生が本校を訪問したり,

 

写真5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鹿児島高専テクノクラブ会員企業(SENDO)との共同研究や,

 

写真6

 

 

 

 

 

 

 

 

 同じく鹿児島高専テクノクラブ会員企業の建設コンサルタント(大翔)による社会資本の技術支援など,本校のみならず地域に根付いた技術との交流に発展してきました。

 このような交流を通じて培われたマレーシア工科大学との信頼関係は,一時的に相互訪問を見合わせても消えてなくなるものではありません。

 感染拡大防止に努め,無理をせず次のチャンスに備えることこそ,いま我々にできる国際交流と考えます。