鹿児島工業高等専門学校 National Institute of Technology

数理・データサイエンス・AI 教育プログラム

data-program

数理・データサイエンス・AI教育プログラム

※このページは現在応用基礎レベルの加筆を行っており、書きかけの文章があります。

鹿児島工業高等専門学校では、平成 30 年度以降に本科第 1 学年に入学するすべての学生に対し、リテラシーレベルの数理・データサイエンス・AI教育プログラムを実施しています。また、令和6年度以降に本科1学年に入学するすべての学生に対し、応用基礎レベルの数理・データサイエンス・AI教育プログラムを開始しており、令和7年度に文部科学省へプログラム認定の申請を行う予定です。

教育プログラムの規則と概要

実施体制

委員会等 役割
校長 運営責任者
教務委員会 プログラムの実施・質向上
自己点検・評価委員会 プログラムの自己点検・評価

本教育プログラムにより身につけることのできる能力

  • デジタル社会の「読み・書き・そろばん」である数理・データサイエンス・AI の基礎的素養及び応用基礎力を身につけ、自らの専門分野に応用・活用できる。
  • 社会情勢や社会での実例を学び、人間中心の適切な判断ができ、学修した知識やスキル等を説明、活用できる。
  • データや情報の取り扱い、発信、保護等に必要な原則、法規および倫理に則った行動ができる。
  • データを利活用するための様々な手法について身につけ、適切に取り扱うことができる。

実施科目

平成30年度から令和5年度までに第1学年へ入学した全学生が履修する以下の科目により、リテラシーレベルの数理・データサイエンス・AI教育プログラムを実施しています。

学科 実施科目
機械工学科
電気電子工学科
電子制御工学科
情報工学科
都市環境デザイン工学科

令和6年度から第1学年へ入学した全学生が履修する以下の科目により、応用基礎レベルの数理・データサイエンス・AI教育プログラムを実施しています。

学科 実施科目
機械工学科
電気電子工学科
電子制御工学科
情報工学科
都市環境デザイン工学科

モデルコアカリキュラムとの対応

モデルカリキュラム(リテラシーレベル)と本校の教育プログラムの対応関係は以下の通りです。

モデルカリキュラム 学習内容 実施科目
1-1.社会で起きている変化

社会で起きている変化を知り、数理・データサイエンス・AIを学ぶことの意義を理解する。AIを活用した新しいビジネス/サービスを知る。

  • 技術倫理総論
  • 国語Ⅰ
  • 創造実習
  • 創造実習Ⅱ
  • 電子制御工学基礎
  • 創造設計Ⅰ
  • システム設計学
  • 景観設計
  • 現代の国語
  • コンピュータリテラシ
1-2.社会で活用されているデータ

どんなデータが集められ、どう活用されているかを知る。

  • 情報基礎
  • 電子制御工学基礎
  • コンピュータリテラシ
  • 情報処理Ⅰ
  • 都市環境デザイン工学概論
  • 創造実習、創造実習Ⅱ
  • 創造設計Ⅰ、システム設計学
  • 景観設計
1-3.データ・AIの活用領域

さまざまな領域でデータ・AIが活用されていることを知る。

  • 情報基礎
  • 電子制御工学基礎
  • 情報処理Ⅰ
  • コンピュータリテラシ
  • 都市環境デザイン工学概論
  • 創造実習、創造実習Ⅱ
  • 創造設計Ⅰ、システム設計学
  • 景観設計
1-4.データ・AI利活用のための技術

データ・AIを活用するために使われている技術の概要を知る。

  • 技術倫理総論
  • 国語Ⅰ
  • 電子制御工学基礎
  • 現代の国語
  • コンピュータリテラシ
1-5.データ・AI利活用の現場

データ・AIを活用することによって、どのような価値が生まれているかを知る。

  • 技術倫理総論
  • 国語Ⅰ
  • 電子制御工学基礎
  • 現代の国語
  • コンピュータリテラシ
1-6.データ・AI利活用の最新動向

データ・AI利活用における最新動向(ビジネスモデル、テクノロジー)を知る。

  • 技術倫理総論
  • 国語Ⅰ
  • 創造実習、創造実習Ⅱ
  • 電子制御工学基礎
  • 創造設計Ⅰ、システム設計学
  • 景観設計
  • 現代の国語
  • コンピュータリテラシ
2-1.データを読む

データを適切に読み解く力を養う。

  • 工学実験(M・I)
  • 電気電子工学実験Ⅰ
  • 工学実験Ⅰ
  • 土質工学実験
  • 材料学実験
2-2.データを説明する

データを適切に説明する力を養う。

  • 工学実験(M・I)
  • 電気電子工学実験Ⅰ
  • 工学実験Ⅰ
  • 土質工学実験
  • 材料学実験
2-3.データを扱う

データを扱うための力を養う。

  • 工学実験(M・I)
  • 電気電子工学実験Ⅰ
  • 工学実験Ⅰ
  • 土質工学実験
  • 材料学実験
3-1.データ・AIを扱う上での留意事項

データ・AIを利活用する上で知っておくべきこと。

  • 技術倫理総論
  • 国語Ⅰ
  • 情報基礎
  • 電子制御工学基礎
  • 情報処理Ⅰ
  • コンピュータリテラシ
  • 都市環境デザイン工学概論
  • 創造実習、創造実習Ⅱ
  • 創造設計Ⅰ、システム設計学
  • 景観設計
  • 現代の国語
3-2.データを守る上での留意事項

データを守る上で知っておくべきこと。

  • 技術倫理総論
  • 国語Ⅰ
  • 情報基礎
  • 電子制御工学基礎
  • 情報処理Ⅰ
  • コンピュータリテラシ
  • 都市環境デザイン工学概論
  • 創造実習、創造実習Ⅱ
  • 創造設計Ⅰ、システム設計学
  • 景観設計
  • 現代の国語

モデルカリキュラム(応用基礎レベル)と本校の教育プログラムの対応関係は以下の通りです。

モデルカリキュラム 学習内容 実施科目
1-1.データ駆動型社会とデータサイエンス

データ駆動型社会とデータサイエンスの関連性を学ぶ

  • AI基礎
  • コンピュータリテラシ
  • 知能情報処理基礎
  • データ処理とAI
  • 人工知能Ⅱ
  • データサイエンス
  • 情報処理Ⅰ
  • 情報処理Ⅲ
1-2.分析設計

データ分析の進め方およびデータ分析の設計方法を学ぶ

  • AI基礎
  • データ処理
  • 情報工学演習
  • 人工知能Ⅱ
  • データサイエンス
  • 情報処理Ⅱ
  • 情報処理Ⅲ
1-6.数学基礎

データ・AI利活用に必要な確率統計、線形代数、微分積分の基礎を学ぶ

  • 数学基礎A1
  • 微分積分1
  • 線形代数2
  • 解析1
  • 確率・統計
1-7.アルゴリズム

データ・AI利活用に必要なアルゴリズムの基礎を学ぶ

  • 情報処理Ⅰ
  • 情報処理Ⅱ
  • 情報処理Ⅲ
  • 情報処理演習
  • 情報工学演習
  • データ構造とアルゴリズム
2-1.ビッグデータとエンジニアリング

コンピュータでデータを扱うためのデータ表現の基礎を学ぶ

  • AI基礎
  • コンピュータリテラシ
  • 情報通信ネットワーク
  • 人工知能Ⅱ
  • 情報処理Ⅲ
2-2.データ表現

コンピュータでデータを扱うためのデータ表現の基礎を学ぶ

  • 情報処理Ⅰ
  • 情報処理Ⅱ
  • 情報処理Ⅲ
  • 情報処理Ⅳ
  • コンピュータリテラシ
  • データ構造とアルゴリズム
2-7.プログラミング基礎

データ・AI利活用に必要なプログラミングの基礎を学ぶ

  • 情報処理Ⅰ
  • 情報処理Ⅱ
  • 情報処理Ⅲ
  • 情報処理演習
  • 数値解析
  • データ構造とアルゴリズム
3-1.AIの歴史と応用分野

AIの歴史と活用領域の広がりについて学ぶ

  • AI基礎
  • 知能情報処理基礎
  • データ処理とAI
  • 人工知能Ⅰ
  • 人工知能Ⅱ
  • データサイエンス
  • 情報処理Ⅲ
3-2.AIと社会

AIが社会に受け入れられるために考慮すべき論点について学ぶ

  • AI基礎
  • 知能情報処理基礎
  • データ処理とAI
  • 人工知能Ⅱ
  • データサイエンス
  • 情報処理Ⅲ
3-3.機械学習の基礎と展望

機械学習の基本的な概念と手法について学ぶ

  • AI基礎
  • 知能情報処理基礎
  • データ処理とAI
  • 人工知能Ⅰ
  • 人工知能Ⅱ
  • データサイエンス
  • 情報処理Ⅲ
3-4.深層学習の基礎と展望

実世界で進む深層学習の応用と革新について学ぶ

  • AI基礎
  • 知能情報処理基礎
  • データ処理とAI
  • 人工知能Ⅱ
  • データサイエンス
  • 情報処理Ⅲ
3-9.身体・運動

人間の知的活動(身体・運動)とAI技術について学ぶ

  • AI基礎
  • 知能情報処理基礎
  • ロボット工学
  • 人工知能Ⅱ
  • データサイエンス
  • 情報処理Ⅲ

申請書等