国際シンポジウムISIE2018を開催しました
平成30年1月14日(日)ホテル京セラ(鹿児島県霧島市)にて「ISIE2018」を開催した。ISIE2018とはInternational Symposium on Innovative Engineering 2018の頭文字を合わせたものである。今回のシンポジウムは九州・沖縄地区高専とマレーシア・ペトロナス工科大学(Universiti Teknologi PETRONAS・以下UTP)の合同開催であった。計78名が参加し、基調講演や学生による研究発表が行われた。
■オープニングセレモニー
国立高等専門学校機構本部・高橋雅之執行調整役、本校校長・丁子哲治、UTP・Prof. Dr. Hilmi Mukhtar氏よりスピーチがあり、記念品の交換が行われた。
高橋雅之執行調整役
丁子哲治校長とProf. Dr. Hilmi Mukhtar氏による
記念品交換
■Keynote Lecture
冒頭の講演として豊橋技術科学大学の三浦博己教授、また、UTPよりAssoc. Prof. Dr. Ku Zilati Ku Shaari氏の基調講演が行われ、参加者は熱心に耳を傾けていた。
基調講演01:豊橋技術科学大学・三浦博己教授
基調講演02:UTP・Assoc. Prof. Dr. Ku Zilati Ku Shaari氏
■Oral Session
基調講演に続き、学生による口頭発表が行われた。
国内より8名、UTPより7名の学生が日頃の研究成果を発表した。質疑応答の時間には様々な意見や質問があり、白熱した議論が展開された。
■Poster Session
口頭発表終了後は、国内より16名、UTPより10名の学生が各自の研究内容をポスター形式で紹介した。会場は熱気にあふれ、評価委員の方々だけでなく学生間でも理解を深める良い機会となった。
■Banquet
シンポジウム終了後、バンケットが行われた。緊張から解き放たれた様子の参加学生は、国籍問わず同じテーブルを囲み互いの研究内容や学生生活等、様々なことを話し交流を深めた。また、鹿児島県の伝統の一つである島唄のパフォーマンスも披露され、深く伸びやかな唄声と踊りを楽しんだ。最後に、口頭発表賞とポスター発表賞が発表された。受賞者には大きな拍手が送られ、互いの健闘を称え合っていた。
本校からは機械・電子システム工学専攻2年 佐藤 真太朗さんがポスター発表賞のBronze Awardを受賞した。