本校は、本科4年次から専攻科2年次までの4年間を対象にした教育プログラム「環境創造工学」を設定している(図1参照)。この教育プログラムは、日本技術者教育認定機構(JABEE: Japan Accreditation Board for Engineering Education)から平成15年度に認定を受けており、4年制大学と同等の教育内容であり、かつ国際的にも通用する教育プログラムとして保証されている。この教育プログラムを修了すると、技術士第1次試験が免除され、「修習技術者」となる資格が得られる。さらに、一定の条件の下での経験年数を経て、技術士の受験資格も得られる。
本校のJABEE教育プログラムは、工学(融合複合・新領域)関連分野に対応しており、学習・教育目標は、専攻科の学習・教育目標と同じで、P4に示している。育成する技術者像は、人間の社会活動が環境に及ぼす影響を学んで、専門分野及びその他の分野の知識と結びつけることによって、地球環境及び生態系に極力影響を与えない(リサイクル、ローエミッション、エコロジー)、環境に配慮したものづくりができる技術者である。そのために、カリキュラムは、(1)人文科学・社会科学・外国語系、(2)数学・自然科学・情報技術系、(3)基礎工学、(4)専門工学の科目群で構成されている。工学(融合複合・新領域)関連分野で修得すべき知識・能力は、「基礎工学」と「専門工学」の科目を履修することにより身につけることができる。「専門工学」の科目には、次のような特色があります。
「基礎工学」と「専門工学」のカリキュラム構成は図2のとおりである。また、本教育プログラム2年(本科5年)における卒業研究は、各履修生の所属学科の専門に根ざした創造(ものづくり)に重点を置き、成果は卒業研究発表会で報告されるとともに卒業研究報告書にまとめられる。本教育プログラム3、4年(専攻科1、2年)における特別研究は、多くの能力を総合的に発揮して問題を多角的・複眼的視点から解決する統合化能力を養成するために、各履修生の専門に環境等の他分野の知識・能力を積極的に融合・複合させ、卒業研究とともにデザイン能力の育成を行っています。研究成果は特別研究発表会で報告され特別研究報告書としてまとめられる。また、各履修生の専門分野の学会等で研究成果を発表することを義務付けている。さらに、学習教育目標の(2-3)と(4-3)を満たすために、TOEIC 400点、IPTOEIC400点、実用英検準2級あるいは工業英検3級以上の公的試験に合格することを義務付けている。

