霧島市は、鹿児島県本土のほぼ中央部に位置し、北部は国立公園である風光明媚な霧島連山を有し、南部は豊かで広大な平野部が波静かな錦江湾に接し、湾に浮かぶ雄大な桜島を望むところにある。また、霧島市は、霧島山系から裾野、平野部を経て錦江湾まで流れる清く豊かな天降川、その流域に広がる豊かな田園、そして山麓から平野部まで温泉群等を有しており、海、山、川、田園、温泉など多彩で豊かな地域である。
鹿児島高専は、世界で最も活発に活動している桜島火山と、神秘的な霧島連山の、中間位置の隼人町に存在する。隼人地区には、4世紀から5世紀にかけて、大和朝廷の全国制覇に最後まで抵抗した熊襲族・隼人族といわれる勇猛果敢な民族が住んでいた。8世紀初めに大和朝廷支配下になり、12世紀から島津氏に統治され、16世紀に島津氏の九州制圧寸前に豊臣秀吉による「島津征伐」で16代藩主の島津義久(関ヶ原の合戦で、西軍につき、敵陣突破した島津義弘の兄)が坊主頭になり、身を引いて築城した地区が、鹿児島高専キャンパスがある隼人町である。

